2006年08月02日

群馬県の県立美術館・博物館で夏休みの特別展示などのイベントが行われています。
小学校で配布されたと思うのですが、下のようなチラシを子供がもらって来まして、7月22日から8月27日の間で、チラシのスタンプ欄にスタンプを集めると記念品がもらえると言うことなので、先日になりますが、早速県庁の昭和庁舎と土屋文明記念文学館で行われている特別展示を見に行ってきました。

夏休みの特別展示のチラシ
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県庁の昭和庁舎の特別展示は、「県立近代美術館 コレクション3 美術を楽しく見る方法」とタイトルが付けられていまして、特別展示室の説明員をされていた方のお話では、「若い方の作品が多いので、斬新なものが多いですよ」と言っていました。
まず、展示で目を引くのは、「なま玉子」という作品で、パンフレットの表面に印刷されている絵です。

県立近代美術館特別展示のパンフレット表紙
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県立近代美術館特別展示のパンフレット裏側
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見た目は、本物そっくりななま玉子が割れて、中身が落ちる絵ですが、この絵の解説には、空中に浮かんだ玉子を持つ手や、玉子を割る手も描かれていませんので、実際にはあり得ない世界を描いているとなっています。

あと、上のパンフレットには、描かれていませんが、セザンヌの絵のコピーを取り、そのコピーにマジックで絵の採点をした作品があり、おもしろい作品だなと思いました。
セザンヌと言えば、名前くらいは私でも知っている有名な画家ですが、その絵を採点(評価はB+でした)して、それを作品にしてしまっています。

土屋文明文学記念館の企画展は、「~北軽井沢より~ 岸田衿子 野の花の道」と題された、岸田衿子さんの生い立ちから作品の展示です。

土屋文明文学記念館の企画展のパンフレット
 w_P1000227

こちらの方は、私はあまり興味がありませんでしたが、岸田衿子さんというのは、岸田今日子さんと姉妹なのですね。

私としては、同時に展示されていた、草軽電気鉄道の方がおもしろかったです。
草津温泉と軽井沢間を鉄道があったと知らなかったですので、大変興味深かったです。

たまには、このような美術館・博物館巡りもいいものですね。



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